96人が本棚に入れています
本棚に追加
私が「結果が全て」だと思い知ったのは、実は最近。
店を持ってからです。
当初は喫茶だけで勝負したかったのですが、立地条件や土地柄を考えた結果、それだけではやっていけないことが判明。
結局、メニューを増やし、いわゆる『田舎の食堂』風にシフトチェンジしました。
そんなうちの喫茶店の人気メニューは、ラーメン。
以前、同業者(喫茶店)の大先輩が来店された時、「ラーメンなんて出して恥ずかしいですよね」と言う私に、その先輩は、「何も恥ずかしくはありません。この商売、売れればなんでもいいんです。だって、結果が全てでしょう?」と。
ああ、そうか。
と思いました。
飲食店は結局、続けるか畳むかしかないんです。
結果を出さなきゃ意味がない。
勝つか負けるか、それだけです。
私が小説を書くきっかけとなったのは、店の運転資金を稼ぐため。
なんとしても賞金をゲットし、本を出さなければならないのです。
出版が先か、閉店が先か。
人生常に、綱渡りです。
(他に道はないのか?笑)
2020/11/01
最初のコメントを投稿しよう!