タイに行きたい

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タイに行きたい

いえ。私じゃなくてね。 拙作『雪蛍』の須藤先生の話です。 よく、小説を書いてると、キャラが勝手に動く瞬間ってありますよね? 私はしょっ中あるのですが。 作者の意思を飛び越えて、勝手なことを口走ったり、勝手に行動したりするので、いつもその後始末におおわらわです。(特に、きんだーがーでんは大変だった) 今回の雪蛍は、トラウマを抱える男女のしっぽりとした大人のジレジレ恋愛ドラマなもんで、割と作者の計画通りに事が進んでいたのだが……。 まさか、こんなところにとんでもない刺客が紛れていようとは! ええ。須藤先生。あなたです。 タイってなんだよ! タイって! なんでここで、タイなんだよ! ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、とにかく何の脈略もなく、突然タイが出てきます。笑(どんな話?) おかげでめっちゃ調べましたよ。タイ。 だけどね。 綾音じゃないけど、苦手なのよ。社会科系。 世界史や地理は特に、あのカタカナの羅列で、まず脳みそがバグっちゃうんですよね。 おかげで内容が全く入ってこない。 カタカナ苦手です。 おまけに、年号とかもさっぱり覚えられない。 数字も苦手です。 よく、語呂合わせで覚えるといいっていうじゃないですか。「いい国つくろう鎌倉幕府」みたいな。 あれね、苦手なんです。 なんか、負けた気がして。(何に?) おかげさまで、社会科系は常に赤点スレスレでした。(負けてんじゃん。笑) あと、歴史でよく出てくるのが政権交代。 あれって、だいたい親族が諍い起こすじゃないですか。 あれも理解不能で。 おまけに、親族から嫁をとったり。 結果、みんな親族じゃん。って。 もはや、誰が誰だかわからない。 この中に、赤の他人はおらんのか? みたいなね。 今でも、誰と誰は親同士が従兄弟で、あの人はどこそこから嫁に来て……とかいう話がさっぱりわからない。 図解してくれ。 これが、友達関係とか職場の人間関係とか、全くの赤の他人だと、すんなり入ってくるんだけどね。 なぜだろう? 不思議です。 数字も、年号じゃなくて、電話番号だと、何故か覚えられるんです。 不思議です。 脳って不思議。 東野圭吾さんの作品に、脳科学がテーマのものがいくつかあって、すごくおもしろいなぁと思って。 いつか、脳の研究してみたいです。(また変なこと言い出したぞコイツ) 話は逸れましたが、要するに、キャラが勝手に動いて困るっていう話でした。(タイの話じゃなかったんだ。笑) 余談ですが。 中学生の頃、社会科はいくら勉強しても無駄だと思い、全く勉強しなかったら、まさかの11点でした! めっちゃくちゃ怒られ、放課後補習を受けました。 人生には、無駄なことなどないのです。(何の話?) 2020/12/09
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