96人が本棚に入れています
本棚に追加
晶羅60%(推定)
沢山の温かいお言葉、ありがとうございます。
皆様の優しさに感謝です(;ω;)
先週、改めてお参りさせてもらい、旦那様から詳しい経緯を教えてもらいました。
故人のプライバシーに関わることなので、詳細は控えさせていただきますが、結局のところ、はっきりした死因はわからないそうです。
なので、悩んだ末、病理解剖してもらうことに。
結果は数ヶ月後とのことです。
旦那様曰く、彼女はきっと、自分が死んだことに気づいてないと……。
ああ、そうか。
だから私は、泣けないのか。
旦那様の言葉で、ようやく合点がいきました。
あの日以来、私の心は少しも悲しみを感じないのです。
それもそのはず。
彼女はまだ、生きてるのだから。
眠る彼女を確かにこの目で見たはずなのに、変ですね。
四年前に親友を亡くした時は、世界中にこれほどまでの悲しみが他にあるだろうかというほど、毎日悲しみに暮れていました。
それはきっと、病気と闘う彼女をずっと見てきたからであって、変な話、心のどこかで、いずれその時が来ることがわかっていたからなのかも知れません。
でも、決して認めたくなかった。
認めたくないのに、残酷な現実を突きつけられ、その悔しさとやるせなさに涙したんです。
でも今回は違います。
ある日突然、彼女はこの世から消えたんです。
なんの前触れもなく。
お別れの挨拶もないままに。
悲しくないのは、彼女がまだ、生きてるからです。
いつか、彼女のいない世界を受け入れることができたなら、ちゃんと泣くことができるだろうか?
そしたらちゃんと、お別れすることができるだろうか?
今はまだ、心にフィルターがかかったままです。
そんな中、ハナさんから嬉しい誕生日プレゼントが届きました。
素敵なバースデーイラストは次ページ→
最初のコメントを投稿しよう!