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ずっと長いこと日の目を浴びることなく、Wordの奥底に(執筆はWordでやってます)封印されていたこの作品が世に出る事になったのは、それから2年後の先月。
エブリスタジオのイベント。
その日、何気なく友達に「今、ホラーのイベントやってるんだよね」なんて話したところ、
「それは応募するべき!」
と熱く背中を押され。
いや、でもこれ、文字数制限ないけど30000文字奨励って書いてあるし。
これは15000くらいだし。
今から倍にするの、面倒だし。
しかも二度とホラーは書かないって誓ったし。
そもそも、あと二週間しかないし。
「いや、間に合う! あなたならできる!」
「ええ~? ほんとにぃ~?」
かくして、おだてに弱い私は、ここから二週間、怒涛の加筆修正をするハメになったのであります。
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