いつかの苦いラブレター
10/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
封筒の中から出てきたのは、もちろん便箋だった。 しかし、一つではない。形の微妙に違う二セットが、一つの封筒に入れられていたのだ。表面を内側にして折られており、文字は見えない。 それら二つは、明らかに色味が違った。 どう違うかと言うと、片方は真っ白な新品で、もう片方は年季の入った薄茶をしている。書かれた時期が違うと、紙自ら語っているようだった。 勝手な推理の元、始めに薄茶の方を読むことにした。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
12人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
221(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!