好きなんてものは
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「好きだ。」 「愛してる。」 「君だけ。」 「君が欲しい。」 「今日は月が綺麗だ。」 これはお前が、誰かに言った言葉。 俺ではない誰かに。 絶対射手に入らないお前が、甘えられる場所を求めて俺のところにまた来る。 もう俺の心の臓はお前の突いた槍で、ヒビが入り形を保つだけで精一杯だというのに。 甘えた笑顔でやってくる俺の幼馴染の男は、今日も槍に毒をたっぷりと付け、俺の心の臓を無意識に貫いた。
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