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向かいの部屋に聞こえると困るので、すぐに奥歯を噛みしめて声を殺す。
なのに、中尉はうちの「我慢」に構うことなく、大きな手のひらでうちの乳房をまさぐり、口に含んだその突端を舌先で舐めまわした。
「・・・ぅくっ・・・」
うちは唇をきつく噛んで、初めて味わう淫らな気持ちと必死に闘った。
中尉の長い指が、うちの下腹部を通り過ぎて、淡い茂みの奥に入っていく。
そこは、もうじんわりと湿り気を帯びていた。
「・・・ぁああっ・・・」
うちは中尉にそんなところを触れられるのが恥ずかしくて、思わず身をよじった。
それでも、やっぱり、中尉はそんなうちに構うことなく、さらに奥へと分け入って、やがて見つけた小さな突起を、思いのままにいじり始めた。
いつの間にか、うちの胎内がどこからともなく潤ってきて、くちょ…くちょ…という今までに聞いたことがない音を立てていた。
「・・・ぁはぁ・・うぅん・・・ぁあん・・・」
うちはもう「猫の鳴き声」を止めることができなかった。
中尉はうちの脚を大きく開いた。
そして、あろうことか、その間に自分の顔を埋めた。
「・・・いけん・・・いけん・・てぇ・・・っ」
うちは我を忘れて叫んだ。
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