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これまでも、そしてこれから先も、決して経験しないような恥ずかしさが、うちの身体を駆け巡る。
うちの全身はきっと今、真っ赤に染まっているに違いない。
身体中の力を込めて、うちは脚を閉じようとしたが、中尉はそれを許さなかった。
中尉の舌が、うちの身体の中で一番敏感なところを捉えて、啄ばみだした。
「・・・男ん・・人が・・・
そがぁ・・なとこを・・・ぅん・・・はぁ・・・いけん・・てぇ・・・」
うちの声はいつしか、すすり泣くような声になっていた。
それでも、中尉の舌は、うちの一番恥ずかしいところを舌先で弄ぶのをやめない。
今や、中尉の舌に誘き出されてあふれんばかりになっていた。
中尉が褌をはずした。
褌の中から堪えきれないように、垂直に勃ち上がったものが姿を見せる。
うちは、見ちゃいけん、と思ってすぐに目を逸らした。
うちの太腿が、中尉の大きな手によって、ぐっと持ち上げられる。
左右に開かれたうちの脚の間に、中尉の身体が入ってきた。
中尉の勃ち上がったものの「照準」が、ぴったりと合わされる。
中尉が、うちの身体に覆いかぶさってきた。
うちは息を詰め、ぎゅっと目を閉じ、身を固くした。
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