第六話
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うちは
堰
(
せき
)
を切ったように、息を吐き出す。 すっかり息を吐き出した直後。 突然、強烈な痛みが走った。 「・・・はぅうっ・・・くうぅっ」 あまりの激痛に、思わず身をよじらせる。 根元まで深く突き刺さったのだ。
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