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1「第一印象が大事」
よし、エッセイを書こう。
そんな考えが私の脳に現れるようになったのは、つい最近の事だった。
エブリスタにエッセイ書いたら面白いだろーなー! くだらない事書いて、皆に笑ってもらいたいなー! ルンルン♪
沢山の甘い願望が私を誘惑し、たった今、キーボードを打ち始めた次第である。
しかし、意気揚々と始めたこのエッセイだったが、早速思いもよらない壁に真正面からぶち当たることになってしまった。
書くことがない。何も思い浮かばない。
「人間」という社会的関係を大事にする生物において、とても重大な要素。それは「第一印象」だ。マイページに書かれている「私」の情報は少なく、「数学が嫌い」「学生」のみである。そこにさらに、たった今このエッセイによって付け加えられた私に関する情報を統合して考えれば、2018年10月5日現在の読者の方々が私に抱いている第一印象というのは、
「数学が嫌いで計画性のない学生」
となる。必然的に、こうなる。
最悪な第一印象だ。「数学が嫌い」という何気ない情報も、「計画性がない」という新要素が加われば、一気に説得力が増す。そうだ。私は勉強をしてこなかった。
私が人間である以上、この第一印象を目にして抱くのが、
「もっと良い印象を持たれたい!」
というごく普通の願いだ。
たった今、このエッセイの方針が決まった。このエッセイの目的は、
「人に良い第一印象を持たれるような素敵なプロフィールの作成」
これだ。
夜のコンビニの棚の様にすかすかな私のプロフィール欄を、まるでデパ地下の様な、いや、まるで超高級ファッションブランドのショップの様な、気品と美しさを兼ね備えた素敵な空間にさせてやる。
しかし、私には気品も無ければ美しさも無い。果たしてそんな事がこの私に(つい先日まで膝から下が破けたパジャマを履いていた私に)出来るのだろうか。
まぁ、何はともあれやってみよう、うん。
目的を達成するため、このエッセイの各章の最後には、それまで積み上げてきた私のプロフィールを書かせていただく。少しずつ、私がどんな人間なのか知ってもらえたらありがたい。
それでは、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。読んで何の得もない文章でしたが、また次回も読みに来てくださると嬉しいです。
では、また次回。
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