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……今度は、わりゃぁ番じゃ。
顔を上げたわしは、廣子の顔の前に屹立したものを突き出す。
少し元気を失っていたので、二、三回手でしごくと、上から糸で吊ったような勢いが戻ってきた。
廣子はびっくりして目を見開き、それから慌てて顔を背けた。
「……廣子」
おれは名を呼んだ。
廣子はびくっとして、顔を戻した。
「……われも……わしんように……舐めてくれんか」
廣子の頬をやさしく撫でながら、わしは頼んだ。
すると、廣子は目をぎゅっと閉じ、くちびるの間から可愛い舌を出して、わしの「先」をぺろぺろと舐めだした。
必死で「奉公」する廣子の頭を、その髪を、愛おしげに撫でてやる。
「……えぇぞ、廣子……その調子じゃ……」
そのうち、だんだん廣子の顔の緊張が取れてきたのか、まるでアイスキャンデーを舐めるように、わしのその「根元」まで、なめらかな舌を這わせてくる。
それどころか、そっと手を添えて、先刻わしがやったようにしごいてくれる。
「・・・ぅく・・・っ」
やわらかい廣子の指と、くすぐったい廣子の舌の感覚に、思わず声を漏らす。
白い汁も少し漏れた。
すると、廣子はわしのそれをぱくっと頬ばり、その白い汁を吸い取った。
昂奮したわしは、廣子の口の中に収まった、どうしようもなく張りつめたものを、もっと深く押し込んだ。
廣子はもっと強く、喉の奥まで吸い込んだ。
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