第六話

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「女」というものはやはり怖ろしい。 昨夜まで生娘だった廣子が、わしのもの(・・)を口の中へ咥え込んだ今の顔は、今まで相手にしたどの娼婦よりも(なま)めかしかった。 このままでは廣子の口の中に出してしまう。 わしは慌てて、それ(・・)をその可愛い口から引き抜いた。
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