第七話

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わしは廣子の左脚を右肩にかけ、さらにもっと胎内(なか)深く押し込んだ。 そして、何度も何度もしつこく突き上げる。 廣子はわしの動きにあわせて上下に揺れた。 つられて、そのこぼれそうな乳房も、上へ、下へ、と揺れる。 「・・・あぁっ、ぁはっ、 ぅうっ・・・はあっ、ぅう・・・っ」 昨夜はあまり聞けなかった淫蕩な声が、廣子の愛らしいくちびるから溢れ出た。 「えぇんか……気持ち、えぇんじゃろ……」 おれは動きを少し緩め、ゆっくりと腰を「の」の字に回しながらに廣子に訊いた。 「・・・夕べは・・・あがぁに・・・()しっ・・て・・・(にが)り・・よった・・のに・・・」 廣子は息も絶え絶えにつぶやいた。 「・・・うち・・・このまま・・気ぃ・・(ちご)うて・・しまう・・かも・・しれ・・ん・・・」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ *にがる ー 耐えがたい重い痛み
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