母と子

7/12
前へ
/32ページ
次へ
 そこまで、言わなきゃいけないの。  美夕は涙を流しながら、唇を噛んだが、ソコが、〝何か〟を今か今かと待っているのが分かった。  口から、苦し気な吐息を漏らし、美夕は言った。 「お願い、挿れて。 滉君の、挿れて!」  滉は美夕の身体を軽々と抱き上げ、向きを変えさせた。 「あっ、は、ぁ」  あっという間に、太く熱い熱棒で最奥を貫かれ、美夕は背中を反らせた。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

259人が本棚に入れています
本棚に追加