ここは？！

浦崎君

クラーTASって？
｢いや、君は思い出さない方がいいかもね。すまない｣
｢え？｣戸惑っているあいだに、その男性は消えていた。（なんだったんだろう。）

何日かが過ぎて、ついに高校入学！この前のことなんてすっかり忘れていた。入学してからとても楽しい日々だった、部活にも入って友達もいっぱいいて、そしてある日転校生がやってきた。
浦崎 空（うらさきそら）です。よろしく。
とても地味だった、僕のとらの席らしい。近づいてきてぼそっと彼は言った。
｢久しぶり。｣
僕はきちんと聞き取れなくて、
｢始めまして。よろしく｣と言った、すると無言で席に着いた。それからしばらくして、事件は起きた。なんと、浦崎君がいじめられていた。僕は見ているだけで助けなかった。すると急に僕の頭の中で声がした。
｢また人を裏切るのか。また逃げるのか。｣
僕はビクッとした。けど何がなんだかわからなかった、あの時のことを思い出した
クラーTASとかいうものを。
でも、何も思わないことにした。聞き流した。怖かったんだ、今の生活が崩れそうで。
でも、もちろん、そのまま聞き流せるはずがなかったんだ…