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基地
次の日僕はクラーTASの基地へ行った。それは古い工場で、何も動いていない。人気も全くない。
「あの、ここは?」
そういった時団長が床に手を当てて、こういった、
「我はクラスTASの一員なり、信じてつかわせ」
と、あまり意味は分からなかったけれど、それを言った瞬間地下通路が現れた。僕達はその階段を降りていった。
薄暗くて、気味が悪い。すると急にとても明るい光があった。
中はザワザワしている。
「団長!って滝?!」
みんな口々に僕の名前を読んでいる。すると団長がこういった。
「滝をもう一度、クラーTASのメンバーに入れる!異議のあるものわいないか?!」
誰も何も言わなかった、僕は歓迎された。
「まさか、また滝が戻ってくるなんてな!」
そこには上京してきてすぐに出会ったあの人もいた。
「よ、よろしくお願いします!」
「敬語なんて、いらないぞー!」
団長も言っていたけれど、僕はみんなより随分年下だ。まぁいいか、
「黒!こっちへ来い!」
団長に呼ばれた、すると
団長室
と書かれた部屋に通された、そしてクラーTASの説明を受けた、僕は目の前が真っ白になるくらい驚いた。
クラーTASとは、警察とは違うけれど、この国と言えば少し違うけれど、この東京都を守るようなことをしているらしい。
団長は続けて違う話に入った。僕が追放された時の話だ。
「俺達は国の政府と戦うことになった元団長の命令で、それで俺達は負けかけたんだ、その時に滝は逃げた。俺達も命ガラガラで逃げ切った。そのあと、滝は元団長に追放された。でもその数日後、そんな無謀な作戦を考えた、元団長も追放された。クラーTASのメンバーの3分の2の投票で団長は変えれるんだ。」
「そうなん、ですね。」
僕は何も言えなくて、その日はそんな話をして直ぐに帰った。
次の日学校にいくと、靴箱の中に大量の手紙が入っている。それはすべて高橋さんからのだった。僕は内容を見て固まった。
「ねぇ、私のものになって?」
「私があなたを殺して食べてあげる?」
怖い。
「黒!どうした?何見てんだよ、ラブレターか?」
「ビクッ なんだ、びっくりした。」
「うわっなんだこれ、呪いか?」
「さあね」
僕は怖かったとしも、するとまた高橋さんが僕のところへ来たんだ。
「ねぇ、黒くん。どうして逃げるの?殺させてよ」
そう言って彼女は僕にまた、包丁を突きつけた。
バンッ!
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