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この白い糸を切って
黄色い糸は残します。
黒い糸は長めにして距離を取りますが、
やがて切ることになるかもしれません。
青い糸はだいぶささくれて
時期に切れてしまいそう。
ボロボロになるまで気が付かずにごめんなさいね、と
わたしは糸を紡ぎます。
そうこうしていたら
また新しい糸が空から垂れてきたのでよく見ますと、
それは先日わたしがとても欲しがっていた糸でした。
取捨選択は非常に心と頭を悩ませますが
この糸を時々整理しておかないと
ご主人はがんじがらめになって
身動きがとれなくなります。
懸命に糸を紡ぎ直すより
断ち切る勇気を持った方が
幸せになれることもあるのです。
そのぶん、心を込めて
他の糸のお手入れをすることができるのです。
あなたのその糸は
本当に汗水垂らしてまで 紡ぐ意味があります?
心と身体を疲弊させても
繋がりたい理由はなんですか?
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