5山県昌景(戦国、カケルのターン)
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5山県昌景(戦国、カケルのターン)
「ウム、どうしたものか難儀である……」 山県昌景は、ズラリ居並ぶ武将たちをながめたが、皆、この問題のやっかいな馬の扱いに困って目を伏せている。だがしかし、カケルは問題のむずかしさを感じておらず話半分に山県昌景と目が合った。 「おお、嶋左近殿、我らが手こずる例の巨馬の扱いに、よほどの自信があると見える。どうじゃ、左近、お主やってみぬか? 」 「イイッスヨ! 」
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