第13章《三つ子の誕生》

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オブシディアン (黒曜石の鎧騎士) 「よちよち…いいこでちゅね~♪」 メビウス=ウンエントリッヒJr.を片手に抱き直して 空になった哺乳瓶片手に赤ちゃん語を話すオブシディアンさん… メビウス=ウンエントリッヒJr. 「ばぶーっ」 パシンッ! あ、甲冑の仮面部分を叩いた…うふふっ オブシディアン (黒曜石の鎧騎士) 「あう…す、すみませんメビウス様 決して馬鹿にしてたわけでは…」 魔王メビウス 「クククッ…さすがボクの子だな!」 オブシディアンさんはこちらに顔を向ける オブシディアン (黒曜石の鎧騎士) 「メビウス様!」 私は小さく笑っていた メビウス=ウンエントリッヒJr. 「きゃははっ…うきゃーっ♪」 オブシディアン (黒曜石の鎧騎士) 「ぐふ…か、可愛い…!」 あら、なんかダメージ喰らっちゃったみたい… 私 (姫城 美花) 「あの、大丈夫ですか?」 オブシディアンさんは頷いた オブシディアン (黒曜石の鎧騎士) 「はい、大丈夫です…!」 私の腕の中にいる メビウス=インフィニタースJr.が私の顔を見つめてきて 可愛らしい小さな手が伸びてきたわ♪
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