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第13章《三つ子の誕生》
ん…私は息を吹き返したように再び呼吸を始めた…
「メビウス様!お后様が息を吹き返しましたよ!」
私はゆっくりと目を開く…
魔王メビウス
「ああ!良かったあ!みはなちゃん!
ボクのみはなちゃんっ!」
駆け寄ってきたメビウス様に
上体を起こされて抱き締められた
私
(姫城 美花)
「メビウス様…そんな顔して
どうしたんですか…?」
オブシディアン
(黒曜石の鎧騎士)
「何日間、寝てたと
思ってるんですか、お后様…」
え…?
魔王メビウス
「2週間だよ、みはなちゃん…
赤ちゃんたちは元気だけどね」
私、そんなに寝てたのね…
メビウス様はいったん離れて
赤ちゃんたちが連れてこられた!
私
(姫城 美花)
「私の赤ちゃん達…!」
私は三つ子ちゃん達を優しく抱き締め
メビウス様は私たちをまとめて抱き締めてくれて
赤ちゃん達も嬉しそうっ♪
魔王メビウス
「さて、一番最初にやらないと
いけないことがあるよね?」
私は大きく頷く
私
(姫城 美花)
「はいっ!赤ちゃん達の
名前を決めないといけませんっ!」
メビウス様は頷いた
魔王メビウス
「まず、一番最初に生まれた
お前さん似の赤ちゃんの名前を決めよう!」
私は大きく頷く!
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