学校そして告白

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学校そして告白

キーンコーンカーンコーン 学校のチャイム今日から二学期が始まる。僕は今日からこの、カミナミ中学校の生徒だ。 先生が言った。 「今日から、このクラスの一員になる、木実谷 幸だ。みんなー仲良くしてやってくれー。おい浦崎お前のルームメイトだろ、学校案内してやれー」 「おう!片部せーんせ」 「よ、よろしくお願いします」 ーパチパチパチー 1時間目が終わり休み時間みんながよってきた。 「ねぇねぇ木実谷君!東京ってどんな所だった!?」 「やっぱり彼女とかいたの?!」 「その髪綺麗に白色に染まってるね!」 「おい!お前ら!木実谷が困ってんだろ!なぁ、木実谷?」 「浦崎うるさーい」 「あ、あの僕ちょっとトイレ」 「ちょ、木実谷!」 僕は耐えれそうになかった、あの場の空気に、あの質問攻めに。 だって何も覚えてないんだ。浦崎君は、本当に優しいんだなぁ。僕はそんなことを思いながら教室に戻ると誰もいなかった。次の時間は音楽どうやら移動教室らしい。でも僕は音楽室を知らない。どうしよう。と思っていたら後ろから声がした。 「木実谷君!!」 ?びっくりして振り向くと。髪の長い女性が立っていた。 「わ、私は!同じクラスの、高橋 葵(たかはしあおい)って言います!あの!」 「は、はい。」 「1目見た瞬間、一目惚れしました!付き合ってください!」 「…」 告白と言うやつだろうか。 「返事はすぐじゃなくてもいいので!来週放課後体育館裏で待ってます!」 そう言ってすぐ走って言ってしまった。 「…あ、音楽室の場所聞き忘れてた。」 すると浦崎君が来て 「わりぃわりぃ音楽室案内するの忘れてたな!早く行こうぜ!」 「うん。」 僕は告白されたことを言わなかった。言ってはいけないきがしたから。 そして月曜日の放課後。 僕は断った。 「まだ学校のこととか何もわからないし、付き合うとかまだ無理だと思うので、ごめんなさい。」 「…」 どうしたんだろう。そんなにショックだったのだろうか? そのまま無言で去っていった。なにか嫌な予感がした。 次の日学校に行くと机の中に大量の紙が入っていた。内容は 「髪が白くてきもい。」 「なんか私たちのこと見下してない?そう言うのウザイ。」 酷いものでは 「死ね」と書いてあった。誰だろうと思ったけど直ぐにわかった。1枚だけ手紙が入っていた。内容は 「私と、付き合って、じゃないと…」
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