第2章 転…死!

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今日の成果としては、まず、スリープモードから目覚めると、レベルが3まで上がり、HP、MP、SPがともに上昇。新たに 称号 好奇心を持つ者 と 限界を知る者 、そしてスキル 鑑定 自己管理 危機察知 を手に入れた。 これらの原因は、これから行うスリープモードの実験にて、追求していこうと思う。 スキルについては、まず自己管理によってステータスが常時確認可能となったこれに関しては偶然の産物とはいえ、かなりの収穫であったと感じている。 また、前回の失敗からポルターガイストのMP消費を調査し、3秒に1程度の消費率であることを判明させた。 次に調査したのは、鑑定。…まぁ、思った以上に使えないアホの子であった。これに関しては、LVの上昇で改善することを期待したい…うん…切実に… 因みに、緑色表記のスキルは任意発動型のスキルであることも判明した。これにより、現在所有しているスキルは、青の常時発動型と紫のMP消費型、そして、緑の任意発動型に分類できたのだ。 そして、透過の実験も行った。 実験は無事成功。MPの消費は3ポイント程だった。 透過の実験の成功により、俺は見事、引きこもり卒業を果たした。 色々、探索した結果、階段の肖像画を発見。謎の声とのセカンドコンタクト…これに関しては今は分からないことがだらけなので、今後の調査に期待したい。 部屋に戻り、鬼火を連射していると、鬼火 連射のスキルレベルが上昇し、新たに 軌道修正 のスキルを手に入れた。 これに関しては、かなり操作が難しいことが判明。今後は訓練を日課にしようと思う。 さて、以上が今日の成果のまとめである。中々、充実したものだったと思う。ちょうど、空が赤から黒に変わりそうな頃合いだ。空の色での時間把握も慣れてきたものだ。本当は時計があれば便利なのだが、無いものは仕方がない… よし、ではスリープモードに入るとしよう。 俺は例にも漏れず、心の中でスリープモードと念じた。 ピロリロリーン スリープモードニ入リマスカ? Yes or No 俺は迷わず、Yes を選択する。
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