第3章 爆発

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あと、この数日で変わったことと言えば、スキル 軌道修正 についてである。 スリープモードの実験が終わった後、俺は前々から言っていた 軌道修正 の訓練を始めた。 初めは窓に向かって鬼火を撃つだけだったのだが、訓練をや行っているうちにふと、一つのアイデアを思いついたのだ。 窓の外を見ると、いつも赤い空と黒い大地が広がっている。基本的に風はないのだが、時折、ある生物が飛んでいるのが目につく。 そう、はじめに見た、あの頭蓋骨と蝙蝠を足して二で割ったようなアイツである。 因みにレベルアップした 鑑定 で(鑑定はなんと、YDK だったのだ!)調べてみると、名前はスカルバットというらしい。…なんというか…名前の手抜き感が凄い… とまぁ、そんなことはどうでもよくて、実はある時、たまたま、そのスカルバットを鬼火で撃ち落としたのだ。すると… ピロリロリーン 種族名:スカルバット ヲ一体撃破シマシタ。 オメデトウゴザイマス。経験値ヲ20獲得シマシタ。 オメデトウゴザイマス。称号:狙撃手の卵 ノ獲得条件ヲクリア致シマシタ。 特典トシテ スキル:望遠 空間理解 ヲ獲得シマシタ。 …と、こんな具合に大儲けである。これは中々に効率の良い訓練になるぞと思い、それからというものスカルバットを見つけては撃ち、見つけては撃ち、の日々である。 お陰で、鬼火の精度はかなり上がり、経験値もガッポガッポ。他にもスキルや称号も手に入れてウハウハである。 そんなわけで、現在の俺のステータスは以下の通りだ。 ゴースト LV8 HP:2000 MP:550 SP:90 オーパーツ: 地獄の門 アカシックレコード 称号:亡霊 魔導の素質 限界を知る者 考える人 研究者 狙撃手の卵 魔物を殺す者 =“+>+”+# スキル:浮遊LV3 透過LV3 ポルターガイストLV7 鬼火LV8 魔素感知LV8 連射LV7 鑑定LV7 自己管理LV3 危機察知LV1 軌道修正LV8 思考加速LV6 調合LV1 望遠LV5 空間理解LV6 *#%=^^=
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