現代版マッチ売りの少女

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「お嬢ちゃんどうしたの?」 「マッチを売っているんです。これが売れないとお家に帰れないんです。今日は一つも売れなくて・・・」 ついに一筋の涙が頬をつたりました。 「泣かないで。おじさん、買ってあげるから」 「俺も買うよ。10個ちょうだい」 「俺は15個買うぞ」 「本当ですか?ありがとうございます」 少女は飛び切りの笑顔を見せました。 その後もおじさんたちが次々にマッチを買っていきました。
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