森のお姫様

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「ん?40年前に生まれたってことは・・・」 「俺様この間40歳になったばかりだぜイエーイ」 「王子なんて名乗る可愛い年じゃないわよ。オジさんじゃないの!」 「男はいつまでたっても心は少年なのさフォー」 「もう相手に出来ない。あんたなんかに用はないわ。さっさと帰りなさい」 「ちょい待ち。俺は遠くはるばる5時間歩いて来たのにそんな簡単に追い返すのか」 「5時間も歩いてたの?その格好で?私なら恥ずかしくて死んじゃう」 「何言ってんだよ。パーリ―王国じゃこれくらい普通・・・いや、ちょっと地味すぎたかな?」 「これで地味なの?」
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