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「捨てよう」彼は言った。「全部捨てて、どこかに行こう」私はわかったと頷いたけれど、きっともうそのときには決めていた。彼は私がいればそれだけで十分だと思ってるように満足そうに笑った。 彼が寝入ったことを確認して私はもぞもぞと起き出す。さっきまで捨てられないものを詰め込む作業をしていたので、あと少し必要なものだけを手で持てる鞄に入れて部屋を出る。「じゃあね」
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