~島田拓也の場合~

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俺の将来は決まったようなものだった。 大学に進学して、エリート街道まっしぐら。 そう思っていたのに、あの日、塾の帰りに単語帳を読みながら歩いていたら信号無視の車がつっこんで来てよけきれずに死んだんだよな。 今までやってきた事、なんの意味もねぇよ。 …俺の話はこんなもんかな。
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