2章

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2章

 「起きろ、宮元。」 肩を揺すられて、宮元は気怠げに応えた。 「あと5分…。」 「じゃあ、先に行くからな。」 声が遠ざかり、扉の開く音がしたところで宮元の意識ははっきりした。 「まってくれ、常田。」  夢はすでに終わっており、目覚めた宮元は自室にいた。
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