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「風雅、全員のテストが終わったわ。結果は3日後には出せるようにするから。ところで死翠はどうするの？」
「ご苦労。かなり手間取ったんじゃないか？」
「死翠に関しては、通常の時間の半分で終わったわ。早すぎて驚いているところよ」
「そうか…今からそっちに行く。それまで死翠をそこで待たせてくれないか？」
「別に良いけど…そう言えば死翠が真凜と櫻花を気にしてた。彼女達の経過を見ながら待たせるわ」
「悪いな。10分で着くようにする」
そう言うと通話は終わる。
「風雅、10分で来るって。その間に真凛と櫻花の様子を見に行こうか」
『Masterが来るまで時間があるならそうするか』
「じゃあサングラスはかけてね。あの2人は貴方の事を知らないのよ」
『仕方ないな。俺は構わないけどな』
そう言ってサングラスをかけるとMariaと2人で真凛と櫻花の病室へ向かう。2人とも薬の影響はなさそうだ。
それを見て安心をしたあたしがいた。
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