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あとがき
お読みいただきましてありがとうございました
たびたび連載がストップいたしまして、追いかけてくださっていた方には大変ご迷惑おかけしました
さて話は変わりますが
この話を書くきっかけになったニュースがあります。
幼い子が海の近くにある駐車場で一人泣いているところを保護され、周りには保護者らしき人が居なかった。停車してあった車を調べると持ち主がわかり、その子の母親が乳飲み子と共に行方不明になっている。
数日後、母親と乳飲み子は水死体で発見される。
私は戦慄が走りました。なぜ一人だけ子供を残したのか。なぜ、もう一人は連れていったのか。そもそもなぜ駐車場に残した子まで車に乗せてきたのだろうか、と。
残された子は車の近くで泣いていたそうです。
と言うことは、母親についてくるなと言われて待っていたのではないでしょうか。
怖くて寂しくて悲しかったと思います。
考えれば考えるほど、悲しい事件です。
残された子がどんな人生を歩むのか、どんな風に思っているのか、想像するといたたまれませんでした。
今回話を書くにあたり、こうであって欲しいと言う私の願望が強く反映されていると思います。
たくさん辛い思いをするはず。でも、優しい人々に助けられて幸せになって欲しい、そんな風に願って書きました。
あの時の子が幸せでありますように
2019.02.22
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