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だがスカイはある事に気付く。
「ならいっその事、この山から出ないで、この山に村を造っちまおうぜ」
「おお、なるほど、俺様盲点だったぜ、だけど2人しかいない村って悲しくない?」
「そうでもないぜ先に宿泊施設を作っちまえば、俺たちが強くなって、この山から脱出した後にまた来ればいい、それでここを俺たちの拠点にしちまえばいい、だって最強のレイドボスが俺たちを守ってくれるんだぜ?」
「なるほど、その頃には飛行機を作るアイテムを集める事が出来ると?」
「その通り」
「ナイスだね」
「ナイスだろ?」
アッキとスカイは握手をかわす。
スカイの腕は筋肉質だ。
「あんた。アメリカ育ちだったよな」
「おうよ」
「何かスポーツをやってたのか?」
「まぁなアメフトをやっていた。見ての通り筋肉質だぜ」
「なるほどね、俺は農業だ。食うには困らないぜ」
「そりゃ助かる」
アッキはレイドボスのいる所まで向かってみた。
そこには谷があり、そこを守る巨大な何か、これ以上は近づけない。
そこにアッキは堂々と看板を立てる。
【村へいらっしゃい】
という意味不明な看板。
ようはここから先は村だというアピール。
そしてこのサウザンドマウンテンの良い所は、レイドボス以外モンスターが恐らくいない、現在まだ全てを探索した訳ではないが、おそらくとしか言いようがない。
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