50人が本棚に入れています
本棚に追加
/138ページ
第5章 発展する村
動物達も見た事のない奴等ばかりで、鬼のようなリスなど、猪のようなシカなど、知らない奴等ばかり、こちらに攻撃をしてこないだけでもましだ。
作物には触れもせず、食べられるものだと思っていないみたいだ。
それだけ、自分たち人間が異質な存在なのかもしれない、そもそも、この宇宙系に人間はいるのだろうか?
自分たちのような宇宙人を倒す宿命を背負った人間はいるだろうが。
空を見上げる。
黒い雲が浮かんでいる。
巨大な嵐が近づいてくる。
直感でそれを認識したのはおそらく、農民という職業のおかげだろう。
【村長小屋】
というのを俺とスカイの協力の元で造った。
とても大きな建物で、木材で造られておらず、全てが鉄などで造られている。
この鉄などは山からとれたものだ。
【村長小屋】のほかに【アッキの家】【スカイの家】
というものがあり、両方共、簡単に嵐では吹き飛ばない設計をしている。
色々な鉱物を含ませて混ぜる事により、より強度な建物となっている。
【村長小屋】にはシェルターがあり、地下に避難できる為にアッキとスカイはそこに現在座って、外の景色を見れない状態だ。
外ではまるでモンスター達が暴れている音が聞こえる。
別世界の地球ではとんでもない嵐が起こるようだ。
次の朝、鳥の鳴き声で、目覚めた。スカイとアッキは。
「なぁ、大丈夫だと思うか?」
「鳥の鳴き声が大丈夫の証さ」
最初のコメントを投稿しよう!