第四話

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  「ううっ・・・・うあぁっ・・・・いや あぁっ・・・・」  頭がメチャクチャで、壮くんの言ってる事が、全然理解できない。  ショックなことがありすぎて、思考回路がどうにかなりそうだ。  泣き叫んで発狂している筈なのに、頭は冷静で、どこか違う視点から自分を見つめたりしてる。  壮くんの言葉も、よくわからない。私を好きだったなんて・・・・。  でも、もしそれが本当だったなら、中学の時からずっと、今まで私に優しくしてくれたのも、亜貴くんの事を励まし続けて応援してくれたのは、全部・・・・私が好きだったからなの?  私、そんな事何も知らなくて、最低だったのね。いつもいつも、私の愚痴とか、相談とか、嫌な顔せず聞いてくれて、応援してくれた壮くんの事、知らずに傷付けちゃってたんだ・・・・。  私、一体何考えてるの。  今、考えなきゃいけないのは  亜貴くんのことでしょう。  でも  だめ  むり  もう  なにも  かんがえられない  
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