愛する人よ、さようなら

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今日が最後だ。 私はいつも通り田中くんと帰っていた。 「田中くん。光ちゃんのこと好きならさ、明日から二人で帰ってみたらどう?」 「でも、旭川はどうするの?」 「私は他の子と帰るからさ」 「じゃあ誘ってみよ。」 そう言って顔を赤らめる田中くんの唇を私は奪った。 「バイバイ。田中くん。」 そう言って私は逃げた。
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