修介1

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                   修介2  修介とクチシャが同時にスマートランチャーを撃ち込むと、瓦礫と化した女アンドロイド数体を巻き込み、車体ごと空高く舞い上がらせ、数秒の後、アスファルトへ減り込み爆発炎上した。 「修介、これはね。俺の獲物だからね。わかってるよね。横取りしたらお前だって許さないからね」  装甲車から降りてきたクチシャがバイクに跨る修介に近づく。  修介はクチシャの目の奥の奥を食い入るように数秒見つめ、ごめんなさい無理なんですといって銃を抜きクチシャの腹に数発の弾丸を浴びせた。 んげげ、と地面に転がり込むクチシャを尻目に修介はバイクから降りるや否や全速力で炎上する車に飛び込み、運転手を引きずり出した。  妙な顔をしている男だった。陶器でできたみたいにつるりと白いマスクに水色の楕円型をした円い眼球が剥き出しで張り付けられている。  ずっと昔にコミックでみた宇宙人みたいなやつだな、と修介は思った。  男はまだ笑っている。  刹那、男の右腕部がぱっくり開き、プラズマを発生させ修介のボディから黒煙が噴き上がる。     
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