どうして『される』のか?

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どうして『される』のか?

『今夜、彼氏と逢うんだけど旦那には、一緒に出掛ける事にしてくれない?』 『今度、いつ時間ある?旦那の愚痴聞いて欲しいの』 『今夜、彼氏とデートなんだよ。子供預かって貰っていいかな?』 アリバイ作りの手伝い『あるある』 ふと思う時がある。 これって、私も共犯?そうかもね……。 友達に何かあったら、出来る事はなんでも協力する。と言っていながら本当に友達の事を思うなら 「そんな事、いい加減止めなよ!」と言うのが真の友情なのかも知れない。 ただ友達が、今幸せならそれで良い。なんて綺麗事なのかも……。 ふと思う時がある。 浮気や不倫される側にも非があるでしょ? 例えば、夜の営みを拒否し続けたとか。 例えば、旦那・奥さんが仕事を終え、疲れて帰って『安らぐ我が家』では無いとか。 亡き父親は、昔から言っていた。 『自宅は、安らぐ場で無くてはならない』 確かに、そう思う。 この御時世、共働きが多い。ましてストレスな世の中で唯一、羽を休める場所は自宅です。 そんな自宅に帰りたく無いと思うのは、自宅が『安らぎの家』では無いから。 浮気や不倫をする方が、確かに悪者だと思う。 反面、私はされる方にも原因は少なからずあると思う。 『された』と『被害者』だ!と思うのは当然だけれど、自分自身をも見直しみては? どうして『された』のか? ほんの少しでも、考えてみても良いと私は思う。 因みに 男友達が、彼女や奥さんに対して愚痴が多いのは『束縛が酷くて、疲れる』です。 『今、何処で何してるの?』 『この店って、前の彼女と来た事あるの?』 『なんで、電話に出ないの?怪しい!』 『こんな時間まで本当に仕事だったの?!』等々……。 私は男友達に言います。 「浮気でもしたの?そんな疑われるなんで可笑しいじゃん!前科があるから嫉妬するんじゃなくて?」 「してねーよ。ガキなんだよ」 「俺が年下で彼女が年上だから、自分に自信ないから嫉妬するんだよ」 相変わらず、皆さん自分に都合の悪い事は言わないのね。 愚痴、相談してくる男も女も皆そう。 自分に都合の悪い事を省いて相談してくるよね。 そりゃそうだ。『味方』になって欲しいんだから。『それは向こうが悪いよ!』って『同調』『同情』『共感』して欲しいんだもん。 そんな事、私だって分かるよ。 カウンセラーの勉強したから。だからなのかな?『否定』しないのは……。
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