お迎え

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タイミングよくエレベーターが来て2人で乗り込んだ。 ストレートに1階まで降りれてラッキーと思いながら、エレベーターを降りた。 少し歩きながら会社のエントランスを出ると、すっかり暗くなり肌寒くなっていた。 「なんか、浮かれてます?笑 あー!分かりました! 彼女とデートですか??」 と池田がニヤニヤしながら聞いてきた。 「そんなんじゃないよ。知り合いと飯食いに行くだけだよ。」って、伝えた。 「ふーん。笑 いつもよりいいスーツ来てたからてっきりデートかと思いました! 佐々木さん、ちょっと待ってください。ネクタイ曲がってますよ!ここは、ビシッとして行かないと!!」 と、言いながらネクタイを直してくれた。 「あ。サンキュー!そこまで考えてなかったわ。」といいながら、池田の頭をポンポンと撫でた。 「これ、貸し1なんで。お礼は、コンビニの新発売のパンプキンケーキでいいです!」と、せがまれた。 「ネクタイ直しただけだろ?笑 ちゃっかりしてんなぁ?」と、言っていたら視線を感じた。
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