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自分でも分かっている。
多分、自分が女の子しか好きになれないことを。
はじめて好きになったのは、幼稚園の時の担任の先生。
次に好きになったのは、同じクラスのミホちゃん、そろばん塾が一緒だったいづみちゃん…。
そして、最後に好きになったのがあの人…。
気付いたら目で追い、好きになるのは女の子ばかり。
だからそれは自分の中では当たり前のことで、別にそれが普通とは違ったとしても、晶には大して重要なことではなかった。
“いつか、あのお姉さんと話せる日が来るかなぁ?
「たまには、サンドイッチはどうですか?」こんな話しをしてみたいな。”
イケメン女子のくせに恋愛初心者の晶は、こうして妄想を膨らませるのだった。(汗)
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