〔カップ焼きそば〕

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翔「あ !バカ!俺の顔にかかったじゃないか~。」 茂「悪い悪い、ほら、拭いてやるからこっち向け。」 翔「いいって、自分で拭くから。」 茂「じゃあ、お前のも出してやるよ。もういいだろ?」 翔「しょうがねえな、じゃあ、頼んじゃおうかな、でもあんまり乱暴にするなよ、茂はいつも乱暴に出すんだからな。」 茂「わかってるよ。こぼさないようにすればいいんだろ。もし、こぼれても俺が手で受け止めてやるよ。 翔「なんか、今日の茂は優しいな。」 茂「何言ってるんだ、お前のなんだから優しく扱うのは当然だろ。」 そして茂は、翔の物に手を伸ばし出そうとした。 翔「あ!あ!茂!茂!で 出る!」 茂「大丈夫、大丈夫。俺に任せておけ!」 翔「ほらみろ、少しこぼれたじゃないか。」 茂「安心しろ、ちゃんと手で受け止めたぜ。」 茂は手のひらの物をペロリと口に入れた。 翔「茂…あのさ、俺、茂のも食べてみたいんだけどいいか?ちょっと固そうだけど…」 茂 「いいぜ、じゃあ食べっこしようぜ。」 翔「パクっ、まだ固いけど、俺のより太いんだな。」 茂「パクっ、何言ってやがる、お前の方が固いじゃねえか。でも、いい感じで美味しいぜ。」 そして2人は、時間を忘れて、お互いの物をむしゃぶりつくように食べあった。 おしまい・・・
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