Q.もしも暗殺者が家に来たら?

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慌てて振り返ると、家が燃えていた。赤く、恐ろしいくらいに綺麗に燃えていた。鬱陶しいほどの雨が、顔に打ち付ける。 あまりのことにその場に膝から崩れ落ちそうになったとき、後ろから木の枝が折れる音がした。 振り返って息をのむ。そこにいたのは、捨てたはずの過去だった。
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