青葉の突撃インタビュー

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提督「ただ、俺は許せねぇ。艦娘を非人道兵器だとか、深海なんちゃらに対抗するためとはいえあんなもん作るとか……今の世界は狂ってやがる。 …そもそも、噂には聞いたが君達艦娘にも前世がある人が居るみたいだしね」 青葉「…みたいですね、私は多分ジャーナリストだったんでしょうね、確信はありませんが」 青葉「では、最後に答え辛いかもしれませんが……その指輪は?」 提督「…結婚の約束をした上官が居てな、まあその人は海の藻屑となったが」 青葉「…どんな方でした?」 提督「素晴らしい人だった、厳しくも優しく、そして華麗で美しい。 ……本当に素晴らしい上官だったよ、人としてのカリスマもあった、俺達が深海なんちゃらに襲われたときもあの人は真っ先に俺達を避難させ、自分は死ぬ覚悟で玉砕した。 まあ、二階級特進してるから戦死したんだろう」 青葉「……ここだけの話、艦娘は前世がある可能性があるのは先程話題に出た通りですが、その上官に似た人は居ましたか?」 提督「居たよ、て言うかそっくりすぎて本人かと思った。 ……………だ」 青葉「確かにあの人は美しいですからね、良い上官さんだったんでしょう……お悔やみ申し上げます」 提督「で、こんなもんか?」 青葉「はい、一通り聞きたいことは聞けたので。 後は駆逐艦ブロマイドを作らないと……」 提督「そうか、俺は会ってくるよ。前世の話してたら別人だとは思えなくなったから」 青葉「……運命のいたずらってヤツですかねぇ」
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