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龍驤「提督、入るで」
電「あ、龍驤さん。いらっしゃいなのです」
龍驤「提督が見当たらんけど、どこ行ったんや?」
電「飲み物を買ってくるので自販機に買いに行ってるらしいのです」
提督室の扉が開く。
提督「いやー、運が良かったよ。
自販機で当たり引いちゃってさ、ラッキーだ」
龍驤「キミなぁ、呼び出したのはエェとして待たせるもんちゃうで。それに飲み物なら秘書艦に買いに行かせたらエェやんか」
提督「何でもかんでも秘書艦に任せっぱなしじゃダメだからね、それより改めてよく来てくれましたね、龍驤さん」
龍驤「そらぁ上司からの呼び出しともなれば動くやろ、誰だってな」
提督「なにか飲まれます?あ、電も。
とりあえず一服しませんか?」
ーー提督達一服中ーー
龍驤「この部屋は禁煙かいな?」
提督「喫煙ですよ、俺も吸いますし」
電「折角だから1本貰って良いですか?」
龍驤「ん、ウチのタバコがほしいんか?見る目あるなぁ……ただ、吸えるかは別問題やけどな」
電「…まさかのエコー、なのです」
龍驤「しんせい エコー わかば。
これら言うたら庶民の味方やで、まあ安いけどヤニ厨しか吸わんとかゲロ不味いとかボロカスに言われとるけどウチは好きやな、特にエコー」
電「ちなみに電が普段吸っているのはピアニッシモなのです」
龍驤「まった甘いタバコ吸っとるなぁ……。
ま、楽しみ方はそれぞれやからエェけどな。提督なんてふかしタバコやしな、どう見ても。
あ、ダサいとか言わへんで。楽しみ方は千差万別やし、喫煙者同士仲良くしよう、がウチの考えや」
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