fluctuations～波乱～

～以外なスリル～

流華はバイトを始めて一ヶ月ぐらいして大分なれてきていた。
流華がバイトを始めて一人暮らしもなれてきたころには俺と和也と瞳はよく遊びに行っては遊んでいた。
そんなある日、突然和也と瞳は別れたのだった。
話しを聞いていくうちに、どうやら別れた原因は和也は流華に気があるんじゃないかという瞳の思い込みによるものだったらしい。
俺は気があったとしてもまた自分に想いを向けさせればいいと思ったのだが。
それからというもの、俺と和也は二人でよく流華の家に遊びに行くよぉになった。
そして俺たちは夜中には近くの海の近くの人が入ってはいけない防波堤に行っては酒を飲んだり原付を乗り回したりしてあそんでいた。
ある日の夜、三人で部屋で話していたら、和也が
「マジ暇じゃけぇ部屋ん中でかくれんぼしよぉやぁ」と言い出してきた。
「こんな部屋でどぉやってかくれんぼするんやぁ」と俺は言うと、「電気全部消して隠れたら結構わからんじゃろぉ」と和也は答えてきた。
確かに電気消してしまえばなかなか暗くて見えないのでちょっと楽しいかもしれない。
「いいねぇ。それじゃぁやってみよぉかぁ」と俺と流華も乗り気になったのでやってみることにした。