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っ~~~……!!
いやぁあああ~~~ッ!!
状況を思い出し、心の中で悲鳴を上げた時にはすでに遅し。
シュウさんは私達の事を、満面の笑顔で見つめていた。
穴があったら今すぐ入りたい!
私は真っ赤な顔を隠すように、ヴァロンに抱き付いてこの場をやり過ごすのだった。
「いや~。仲良しですね。
……では、邪魔者は退散しますよ。ヴァロン、また明日」
「おう。ありがとな」
シュウさんは鞄を持ってソファーから立ち上がると、帰って行った。
……。
私は、顔を上げられない。
たくさんお世話になったのに、シュウさんを見送れなかった。
……もう、最悪。
私は嬉しくなると、どうやら周りが見えなくなるみたいだ。
ついついヴァロンに夢中になっていまう。
「アカリ。
疲れてるだろ?風呂入ってこいよ」
「え?……あ、うん」
今後は気を付けよう。
と反省していると、ヴァロンに肩をポンポンと叩かれて、私は顔を上げた。
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