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「えっ?」
おやすみの挨拶、早くない?
そう疑問を感じて目をパチクリさせると、それを察した彼が説明するように言葉を続ける。
「俺さ、仕事始めると集中し過ぎてアカリに気付かねぇんだ。
だから、おやすみ」
「そ、そうなんだ……。
お、おやすみなさい」
そんなにお仕事に没頭するの?
でも、一緒にいる人に気付かないなんて……。まさか、ね?
ヴァロンの言葉を半信半疑に思いつつ、私はお風呂に向かった。
……
…………。
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