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寒さで起きてしまった 足があまりにも冷たくて もっとじっくり寝るつもりだったのに 起き上がってみると そこにはいつもの日常がある いつもの日常、これから私がすること 洗面所で歯を磨きご飯を食べ 冷えたなあと呟きながら仕事に向かうのだ それらは私が目を覚ました瞬間には 確実に存在していると思う 私は自分が薄着であったことや 靴下を履いていなかったことなどに舌打ちをしつつ それでもあまり不幸だとは思わずに さっさと動き始めた
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