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仲間
小さいけど、おばあちゃんが残してくれた木造築80年の俺の家が消えた
なんで?!
家があった場所は、空き地になり
土管があるだけになっていた
服は?
ベッドは?
布団は?
こんな事あるのだろうか……
唖然として突っ立っていたら、右隣に黄色の影を感じた。
「うわっ!!」
そこには蛍光イエローなパジャマを着た、なかなかのイケメン。
「だ、だだ誰?!」
「あんたも家がなくなったのか」
え・・・・
なんだって?!
「あんたもって……あなたも?!」
「そうだ。朝起きたら…土管の上だった」
「え、土管?どんな?」
「あんたの土管よりは新しいタイプの」
負けた!!
「黄色いパジャマの……名前は?」
「サンライズだ」
「よろしく、サンライズ!」
ハーフか?
今時のイケメンは横文字な名前なんだな。
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