1話-2

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1話-2

「お迎えに参りました、魔王様!!!」 リーリアがやっと迎えに来たか。さて、行くとするか。 「母よ、迎えが来たようだな。私は行くとする。また会えたらいいな。」 母は突然私を抱きしめた。そして、私に言い聞かせた。 「いい、フィリスちゃん?ああいう変な人についてい行っちゃいけません!あんな変な人と関わっていたら普通の学校にも入れないわよ?」 ふむ、理解してはくれないようだ。 「放せ、母よ。一回で理解してくれ。私は魔王だ。だから魔王城に帰るのだ!それとも一緒に来るのか?」 母は私をしっかりと見つめた。 「私のかわいいフィリスちゃんを一人にさせたりしない!!」 どうやらついて来たいようだな。 いいだろう。ついてくるがいい。 「では、こちらへこい。この魔車(魔物の馬、魔馬が引いている馬車。空を飛べる)に乗れ。」 母が乗り込むのを確認して私も乗った。 「リーリア、出発してくれ。」 「魔王様、仰せのままに。出発!!」 リーリアの掛け声と共に魔馬のいななきが聞こえ、魔馬が空を駆け出した。 「きゃああああっ!!」 母が情けない声で叫んでいるが気にせずに進むとするか。 ──────────────────────── (*´ω`*)「なあ、何で更新が遅かったんだ?」 _:(´┓`」 ∠):「全て・・・全ては、中間試験のせいだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁ!!!」
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