1人が本棚に入れています
本棚に追加
2話-2
「ど、どどどどどういうことなの??」
母が混乱し半狂乱になった。……うん、分からん。普通そんなに混乱することでもあるまい。…もしや、母は誰かしらに洗脳を?!
「魔王様、お言葉ですが今は転生者はほぼおりません。ですので驚くのも至極当然のものと……」
私はその言葉に驚愕しつつ、なるほどなと納得した。それならば母の反応の説明もつく。
ふむ……ならば、
「リーリア、説明してくれ。私からはもう説明済みだ。」
リーリアは私の言葉を聞き自分は頼られているのだと目を輝かせた。そして跪いた。
「偉大なる魔王様。魔王様の仰せのままに。」
リーリアは期待されているということで妙にテンション高く説明していた。
◇
…どれ程経っただろうか、ようやく母は理解してくれたようだ。
「つまり、フィリスちゃんは鬼才ってことね!凄いわフィリスちゃん!」
……すこし誤解が含まれているようにも思うが、多少はいいだろう。
さて、どうするか。
母的には私は家に居てほしい存在だろうが生憎と私は性根が悪いので魔王城に居たい。それとも母を魔王城に移住させる方がいいのだろうか?
「母はどう思う?私はこの城に居たいのだが。」
すると母は涙ぐんで反対した。結局私はある程度周りの状況を把握するまで、今の魔学園を卒業するまで家に住むことになった。
───────────────────────────
(*´ω`*)「更新頻度遂に2ヶ月に一回に?」
_:(´┓`」 ∠):「す……すみません!!他にも小説家○○ろうとかでも投稿してて、さらに三学期期末試験の勉強があr」
(*´ω`*)「分かった分かった。」
_:(´┓`」 ∠):「うぁぁぁぁぁ!!」
最初のコメントを投稿しよう!