第三話 繰り返す音

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「どうした…」 私は様子の違う友人を見て、少し違和感を覚えました。 この友人は私とは比べ物にならないほどに、霊感が強いのです。 「どうしたの…。このビル…何かあるの」 私はその友人の顔を横眼で見ながら聞きました。 「うん…。あのさ…」 そう言いかけた時に、後から合流する友人がやってきました。 「悪い…遅くなった。」 その友人の登場で、その会話は止まってしまいました。 その後、もう一人の友人もすぐにやってきて、四人で焼き鳥屋へ移動しました。 そのままその話は忘れていたのです。 その日は朝方まで四人で飲んで、早朝に開いている喫茶店で四人はお茶を飲むことにしました。
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